四十肩・五十肩のケア
こんにちは。
神奈川県藤沢市辻堂新町にある整骨院、湘南ペンギン整骨院です。
ある程度の年齢になると経験する方も多いのではないでしょうか?
でも実はほとんどの肩の問題は、肩関節だけに問題があるわけではない!
肩の問題を抱えている人はとても多くみられます。肩こりなどは日本人特有のもので外国の方は肩こりという概念がないという話を聞いたこともあるのではないでしょうか?
日本人の75%以上の人が肩こりに悩んでいるという、もはや国民病ともいえるアンケート結果もあります。その後、気づけば肩が上がらなくなり、四十肩・五十肩と診断されてしまったという人もいるでしょう。
ただ肩が痛いといっても日常生活の様々な場面で支障をきたします。また、片側の肩が良くなったと思えば、次は反対の肩に痛みが出てくることや、一時的に改善しても再発してしまうこともあります。
四十肩・五十肩と診断された多くの人は、どうしたら完治するのか本当に悩んでいるのではないでしょうか?
今回のコラムでは、四十肩や五十肩に対する正しい知識とカイロプラクティックでの対策法をお伝えしていきます。
こんな経験したことありませんか?
肩の痛みで朝、目が覚める
着替えるたび激痛が走る
電車のつり革を摑まるのも辛い
肩の痛みで子供を抱き上げることができない
寝返りを打つたびに痛みで夜中に目を覚ましてしまう
一般的な四十肩・五十肩に対しての治療法common medical care
四十肩・五十肩は正確には『肩関節周囲炎』と呼ばれています。その名の通り炎症が起きているので、アイシングは有効とされています。その他に、湿布や塗り薬などの対処療法が考えられますが、これらは根本改善とは異なります。保存療法では、まず痛み止めなどの内服治療を行います。
睡眠がとれないほど痛むようなときには、ステロイドやブロック注射で痛みを和らげます。一般的には、こうした保存療法で改善しない場合、手術という選択肢が出てきます。近年では、数か所の小さな穴をあけて関節鏡と呼ばれる内視鏡を挿入して手術する方法があります。
ここで重要なことは、肩関節の予防策として外的要因だけに意識を向けるのではなく、体の内に意識を向けることです。そもそも肩関節の問題は私たちの体が危険な状態であることを知らせてくれる大事なシグナルです。
スマートフォンやパソコン作業を長時間続けていれば、背骨に負担がかかり、結果として肩関節にも負担がかかります。それ以上作業を続けていると体に危険が生じてくることを私たちの体は教えてくれているのです。
カイロプラクティックでは、体の内に問題の根本原因が存在していると考え、肩関節に対してアプローチしています。きちんとした肩関節の問題に対する正しい知識と対策法を身につけて、根本から改善していきましょう!
カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
関節に問題を抱えている場合、「安静が1番」と言われることが多いですが、実際は体の中心である背骨の問題から、肩に痛みが出ているケースが多くみられます。そのため可能な限り初期の段階からカイロプラクティック・ケアを受けることが大切になります。
肩関節というと腕の付け根だけの問題だと思われがちですが、肩の動きは体の前に位置している鎖骨の中心部から、背面にある肩甲骨まで関与しています。さらに鎖骨や肩甲骨は背骨と密接な関係があります。つまり肩関節も背骨との関係性が非常に大きいということになります。
ここで重要なことは、肩関節だけに着目するのではなく、その肩関節の可動域が低下した根本原因に着目しなければいけません。特にカイロプラクティックでは、肩関節の根本原因は、頚椎や胸椎の背骨から出る神経に着目しています。なぜなら、それらの神経は肩関節に関与しているからです。
神経を介して脳と体のサイクルが正常であれば損傷をしても自然に治癒することができるように体にプログラムされています。本来、体には偉大な力が備わっていて生まれた時から健康になるすべを知っているのです。肩関節の可動機が一向に改善しない理由は、肩関節に供給している神経に問題があり、損傷部分の修復が行われていない状態になっているだけなのです。
背骨の主な役割は『体を支える』・『体を動かす』・『神経を守る』になります。この3つの役割の中で、もっとも重要なものはなにかといえば『神経を守る』こととなります。なぜなら、人間は神経の流れなしでは生きていけないからです。背骨を安定させることにより、『神経を守る』という最重要使命が成されれば、支える・動かすという残り2つの要素も解決でき、肩にかかる負担は最小限に抑えられます。
カイロプラクティックで根本原因をしっかりと改善して、神経の流れを整えることにより、今現在の肩の状態を脳がしっかりと把握できるようにしてあげましょう。人間の治る力を最大限発揮できるように、日頃からカイロプラクティック・ケアを役立てましょう。
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